不倫もののソープオペラの登場人物と自分とがいろいろミックスしたカオス状態になっていた。
恋人は役所広司だった.それが自分の恋人なのか、観ているソープオペラ番組の中の人なのかわからなかった。本妻は篠ひろ子だった。それはたぶんソープオペラの登場人物で、痛々しいひとだった。不倫相手の女性は、何かちょっと太ったもうおばさんの域に達している、ウェストのあたりの肉がスカートのウェストに乗っかってしまうような未婚の女だった。
その女を私は観ているのだけれど、たまに自分とシンクロした。
役所広司は、女二人をよく同席させた.家の食事に呼んだりして、本妻はそれを恋人だとは知らず、旦那の不倫相手の女をかわいがった。家では、おとうさん、おかあさん、と呼び会う夫婦。そこで、にこにこしている不倫相手。いちいどだけ、ためしに「おとうさん」と呼んでみる、それだけの抵抗をする。
でも、どこかのタイミングでばれてしまう。それいこう、本妻は精神安定剤なしでは生きて行かれない人間になり、不倫相手は、去っていく。男は本妻の面倒をみなくてはならず、でも、不倫相手の女にも去ってほしくなかった.でも女は去る。だって、秘密が表に出てしまったら、それはもう、価値がないものだから。
そのへんで、このドラマのメイキングビデオみたいなのがでてきた。
どうやら女はそれぞれ自分の車を運転して、海まで高速をぶっ飛ばす。そこに男がバイクで追いかける。で、このバイクで追いかけているのは実はスタントマンで、10人くらい、予備がいた。
一人のスタントマンのインタビューがあって、ヘルメットをとったら、黒くてツヤツヤのロングヘアーの美人だった。スタントマンの仕事についてインタビューに答えていた。
海で、3人は、かつて楽しい時間を過ごしたのだ.そこに、戻ろうとしている。
ふと気づくと、私はソファーにごろんとなって、誰かと一緒にそのテレビ番組をみていた.ソファーにごろんとなっているのだけれど、その誰かは私の背後、ソファーの背と私の間にいて、やさしく抱きしめてくれている。
どうやらそれは私の恋人という設定らしいのだけれど、どんな人なのか分からない。一緒にソープオペラを未定いるのだけれど、私は途中で目をつぶる。だって、私たちも不倫、というせっていだから。
目をつぶってみないことにしていたら、背後の恋人がみてる? ねちゃったの? という。寝てた、と答えて、もう眠い、と言って、夢の中に逃げ込む、そんな夢をみた。
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